Keychron K2 レビュー:メカニカルスイッチの物理特性とBluetooth 5.1接続の安定性に関する検証
これに終止符を打つのがKeychronです。
正直、これに出会うまでキーボード難民をしていました。
Keychron K2は、Mac/Windows両対応の75%レイアウトメカニカルキーボードです。
本記事では、搭載されているGateronスイッチの荷重特性、Bluetooth接続時のレイテンシ、そしてバッテリー駆動時間の実測データに基づき、入力デバイスとしての機能性をガチ評価します。
1. Gateronスイッチの動作特性検証
本機にはGateron Mechanical Switch(G Pro)が採用されています。
今回検証したのは「茶軸(Tactile)」モデルです。
仕様上のアクチュエーションポイントは2.0±0.6mm、動作圧は55±15gf。
実際に測定したところ、タクタイルバンプ(クリック感の頂点)は約1.2mm付近に存在します。
これの何が良いかというと、「押した感覚」が指にしっかり返ってくること。
リニア(赤軸)だと「スカッ」といってしまう場面でも、茶軸なら「カクッ」と止まる。
ブラインドタッチ時のタイプミスが明らかに減ります。
スペック表
| スイッチ | Gateron G Pro (Red/Blue/Brown) ホットスワップ対応可 |
|---|---|
| キー配列 | 75% (84キー) ANSI/JIS |
| 接続 | Bluetooth 5.1 / USB Type-C Wired |
2. 接続性とマルチデバイス制御
側面には物理スライダースイッチが搭載されており、Win/AndroidモードとMac/iOSモードをハードウェアレベルで切り替えられます。
ここが重要です。ソフトウェア制御じゃないんです。
でも物理スイッチなら「カチッ」で終了。
この原始的な解決方法こそが、実は最強のユーザビリティだったりします。
Bluetooth切り替え速度は約2.5秒。
爆速ではありませんが、仕事でPCからiPadに切り替えて返信、程度なら全くストレスになりません。
3. バッテリー効率と電源管理
4000mAhの大容量バッテリー搭載。
これは同クラスのメカニカルキーボードとしては最大級の容量です。
実際にバックライトOFFで使ってみましたが、2週間充電なしで持ちました。
充電ケーブルに繋ぎっぱなしの「有線無線キーボード」にはなりません。ご安心を。
4. まとめ
- ✔ 物理スイッチでのOS切り替えが神
- ✔ 2週間持つ化け物バッテリー
- ✔ 打鍵感が心地よいGateron茶軸
- ✖ 本体が分厚い(パームレスト必須)
- ✖ キーキャップが少しテカりやすい
Keychron K2は、
「MacとWindowsを行き来する、文字書きのための道具」
として完成されています。
本体の厚みだけは注意が必要ですが、それを補って余りある機能性。
Macユーザーでメカニカルデビューするなら、まずはこれを買っておけば間違いありません。